<文献紹介第3弾>
「挿管後の循環破綻のリスク因子は何か?」
http://www.ccforum.com/content/pdf/s13054-015-0975-9.pdf

42施設1400名のICUで気管挿管された患者で循環破綻した患者のリスク因子を調査。
循環破綻の定義として、①収縮期血圧65mmHg以下が一度でもあった、②500-1000mlの輸液負荷をしても30分以上収縮期血圧が90mmHg以下が継続する、③昇圧剤の投与が必要であった場合、この3つののどれか、もしくは1つ以上あてはまる場合とした。

その結果、30%の患者が気管挿管後に循環破綻を認めた。
リスク因子を多変量解析にて分析した結果、重症度SAPSⅡスコア(年齢を省いた状態で)、60歳以上、呼吸不全が原因で気管挿管した場合、ICUで初めての気管挿管、気管挿管前にNPPVを使用していた、気管挿管後にFIO2が70%以上の場合であった。

私見:クリティカルケア領域では気管挿管後に循環破綻を来す患者は少なくない。日本では特に高齢者が多いため、必然的に循環破綻のハイリスク患者が多い。看護師は気管挿管の介助をすればいいというものではなくなっているのかもしれない。

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