<文献紹介第5弾>
「頭部挙上の角度に影響を与えている因子は何か?」

http://m.ajcc.aacnjournals.org/content/20/5/395.full.pdf

VAP予防のガイドラインなどで「頭部挙上を30-45度にしましょう」と推奨されているけど、それは重症患者さんみんなに可能なの?経験的に循環が不安定な人は低くなりがちだけど、それってどうなん?という疑問に答えてくれた研究です。

ICU患者100名を対象に頭部挙上の角度とカテコラミンや血圧といった循環に関わる因子との関連性を調査。
その結果、頭部挙上が低かったのは、①カテコラミンを投与されている”p=0.001)、②輸液投与など循環のサポートをされている(17° vs 26° p=0.01)、③平均血圧が65mmHg以下(19% vs 26%p=0.01 )の患者であった。

上記因子がなくても(循環が安定していても)、推奨されている頭部挙上の角度には到達されていないことにも著者は気づかされたと書いています。

私見:頭部挙上の角度を管理するのも看護師の一つの重要なケアであることに気づかされます。循環が不安定な患者を看護の力で助けたいという現れなのかもしれません。
皆さんの施設では角度をどのようにして可視化していますか?角度系と振り子を組み合わせて作れば、角度も可視化することができます。こういう工夫はいいですね。他にも何かあれば教えてください(o^^o)

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