<文献紹介第8弾>

今回紹介する文献は脳卒中リハに関する有名な研究です。

http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(15)60690-0/fulltext?rss=yes

2008 年から脳卒中患者に対して離床って本当に効果あるの?という疑問からスタートしたAVART studyという脳卒中リハの有名な研究です。

この研究はいくつか報告されていて、
今回の研究では、通常ケアvs 超早期離床で検証しています。
その結果、発症後 24 時間以内の離床(座位・立位・歩行など) が実施できた割合は超早期離床群で 92%、通常群59%でした。
初回離床ま での時間は超早期離床群で 18.5 時間(12.8-22.3 時間)、通常ケア群で 22.4 時間(16.5-29.3 時間)でり、一日あたりの介入頻度はそれぞれ 6.5 回と 3 回、一日あたりのベッド外の活動時間は 31 分と 10 分でした。 3 ヶ月後の modified Rankin Scale を評価し、0-2(障害なし~軽度障害)を好ましい評価と定義し検 討したところ、超早期離床群は通常群と比べてオッズ比が 0.73 と有意に低値となる結果 となりました。

私見:
専門家から言わせると後ろから頭突かれそうですが、この研究を一言で言うと「何でもかんでも、早い時期から、無理して離床しても良くないよ!」ってことです。
そもそも比較している通常群の初回離床時間、介入回数だけでも日本のICUの現状より関わっているように思えます。
まずは通常群のケアを目指すことがbetterなように思います。みなさんの施設では離床に関わる回数などはどうですか?
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