【コラム8:自分の死生観、語れますか?】

本棚を見て、ふと目にとまった死生学に関する本。今日はその本を読み返しながら、ふと頭の片隅で考えていたこと。。。

昨今、高齢化社会の到来と慢性疾患患者の増大に伴う終末期ケアの在り方を考えたり、他職種連携、地域連携等の社会的課題への対応としてend of life careという考え方の重要性が高まっています。ELNEC-J criticalという教育プログラムを用いたクリティカルケア領域におけるend of life care教育も始まっていることから、クリティカルケア領域においてもその重要性がわかります。

end of life careを考えるにあたっては、多様な臨床現場における生と死、子どもから高齢者に至るあらゆる発達段階にある人の人生の終末期・晩年期を包括的に捉え考えていく必要があり、end of life careの問題の根幹には“死生観”といったものがあるのではないかと思います。end of lifeに対するcareを提供する看護師は、生と死について学びつつ、そしてまず自身の”死生観”を身につける必要があるのではないでしょうか。

とはいえ、日本人は宗教的な意識に対する自覚がない人も多いためか、自分自身の死生観をしっかり持っている人・語れる人は少ないのではないでしょうか。end of life careへの関心の高まりとともに今一度、自身の“死生観”について考えてみたり、他者と語り合ってみてはどうでしょうか?

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