「ABCDE bundleには続きのFGHがあった!?」
http://www.americannursetoday.com/post-intensive-care-syndrome-what-it-is-and-how-to-help-prevent-it/

PICSという言葉をご存知でしょうか?
PICSとはpost-intensive care syndromeの略で、ICUでの治療後の長期アウトカム悪化に関連しうる障害の集合概念のことです。
で、どういうこと?となりますが、要はICU退室後に身体機能低下、認知機能低下、うつ症状などの気分障害やPTSDなどの精神障害を認めていることが多く、これらをまとめてPICSと呼んでます。平たく言えば、ICU退室後の後遺症です。

ICU退室後の患者さんに会いに行ったら表情が乏しく、リハビリの意欲もなく、問いかけに対しても反応が鈍く、家族からは「入院する前はもっと活気のある人だったんですけど、、」など目にしたり聞いたりする機会はないでしょうか?写真の患者さんのように。
PICSがそれにあたります。

これらは患者の元々の性格でなく、ICU入室中の治療や状態により引き起こされているのです。こうなれば、社会復帰、入院前の生活に戻るのは難しくなります。

では、どうすればこのリスクを下げることができるのか?
これに対する答えの一つが今回紹介するABCDEFGH bundleです。
ABCDE bundleはご存知の方もおられるので、今回は省きます。
これにFGHを加えることで、PICSを軽減していこうという取り組みです。
具体的には、PT.OTなどとの調整や家族ケアやコミュニケーション(ICUダイアリー)などです。
これらはすべて看護師が実施できることです。
私たち看護師にもできることがたくさんあるのです。

私見:ICUを退室できればいいということではないということは言述する必要はないでしょう。ですが、長期的な予後やQOLに目をやることは大切であり、ICUという短期間であっても長期に向けて出来ることはたくさんあります。そこがICUの醍醐味なのかもしれません。離床一つでも、短期的な目的だけでなく、長期的な意義を持って看護ができるのです。imageimageimage


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