<文献紹介第17弾>
なぜ離床が必要なの?

早期離床やmobilizationは今や当たり前の時代になってきました。では、そもそもなぜ離床が必要なんでしょうか?

救命が第一のICUでなぜ必要なのか?
それは、社会復帰するためです。
重症患者はICU-AW(aquire weakness)といって、侵襲や治療などにより筋力など身体機能が低下してしまいます。これによりICU退室後も社会復帰できず、重度の場合は介護が必要になってしまう患者さんもおられます。だからこそ、早い段階から離床やmobilizationを行う必要があるのです。

では、「早期離床の早期っていつからなの?」って疑問が出てきます。
それは、入室から24-48時間以内に開始することが一般的に早期と言われています。ちなみに「超早期離床」は24時間以内とされています。ただ、早ければいいというわけではありません。体を動かすにもショックなど生理的兆候が安定してからになるので、24-48時間以内に開始できればいいんじゃないかなぁ〜と思います。

じゃあ、離床のメリットは何か。
現段階でわかっているエビデンスは、
①呼吸器期間短縮
②せん妄期間短縮
③術後合併症減少
④ICU滞在期間短縮
⑤6ヶ月後身体機能改善
などです。
そして、何よりコストが低く、効果が期待できるということです。

では、どのように離床を進めればいいか。それは、また次回に。
(今回はまとめてレビューしたので、引用した文献は省略させていただきます。)

画像の引用元:

http://www.uhn.ca/corporate/News/Pages/behind_the_scenes_at_uhn_ics_wii_bit_of_exercise.aspx

http://jama.jamanetwork.com/mobile/article.aspx?articleid=182682

https://www.umc.edu/News_and_Publications/Centerview/2014-01-13-00_ICUs_bring_on_full_time_PTs_OTs_to_get_patients_stronger_faster.aspx

http://www.ihi.org/topics/SedationDeliriumMobility/Pages/default.aspx

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