<文献紹介第23弾>

「エビデンスではこうだから!!!」

 

近年、看護の領域でもエビデンスベースドという言葉が飛び交うようになりました。

そのため、感や経験値、度胸(KKD)だけでなく、エビデンスを重視して患者さんに本当に良いとされるケアが行われるようになってきました。

では、その「エビデンス」ってそもそもなんでしょうか?

 

例えば、

①ICU患者5名に離床プログラムを用いて離床すると、離床がいつもより早く進んだ。

②ICU患者2000名に3学会が共同で制作した離床プログラムを用いて離床すると、離床がいつもより早く進んだ。

 

さて、皆さんが考えるエビデンスってなんでしょうか?

 

 

実は①も②もエビデンスなんですね。

もちろんエビデンスの質は異なります。

質が高いのは②でしょうが、それもどのような研究デザインであったかによってもエビデンスの質は変わってきます。質が低いということは、その研究が本当に正しいことを導き出しているのかわからなくなります。

①の研究で離床がいつもより早く進んだと言っても、たまたま離床に対して意欲的な人が集まっただけかもしれませんし、スタッフが良い結果を出すために患者さんに無理やり離床をさせただけかもしれません。つまり、①のエビデンスでは、本当に離床プログラムが患者にとって有益なものか分かりにくいですよね。

では、②ではどうでしょうか?①よりは信憑性がありそうですよね。

 

つまり、よく「エビデンスでは、、、」という人のエビデンスレベルは、①のように質の低いエビデンスの話をしているのかもしれませんね。もちろん、教科書に書かれていることイコールエビデンスが高いというわけでもありません。

なので、自分がそうならないためにも、文献を見るときは、どのような研究デザインなのかに注意して読む必要があるでしょう。(教科書ではこの辺りは読み取れませんが、、)

そこで、今回は関西クリティークのyouthで共有しているパワーポイントを皆さんで共有したいと思います。

これは、関西クリティークyouthのサポートチームのメンバーが作成したものです。非常にわかりやすいので、一度覗いてみてください。

研究デザインについて

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