【コラム30:コラム:多職種協働・連携のキモは他職種に理解を示すこと】

昨今、「チーム医療」という言葉をよく見聞きします。先日、とある医師から「チーム医療」って変ではないか?との投げかけがありました。この真意は「医療とは、もともと多職種がチームをなし協働・連携し提供されるもの。わざわざ「チーム」って言葉を強調するのは、医療が協働・連携ができていないから。その自戒が込められているのでは」ということ。確かにですよね。

多職種協働・連携に関して、専門職連携実践(Interprofessional Work;IPW)および専門職連携教育(Interprofessional Education;IPE)に注目が集まっています。IPWとは「複数の領域の専門職が、それぞれの知識と技術を提供し あい、相互に作用しつつ、共通の目標の達成を患者・利用者とともに目指す援助活動」であり、それを実現させるためには、複数の領域の専門職者が同じ場所でともに学び、お互いから学び合いながら、お互いのことを学ぶことが必要だと言われています。

専門職連携による実践の中で問題となるのは、時に生じる職種間の葛藤ではないでしょうか。これを如何に対処していくのか、難しいところではありますが、まず必要となるのは「他者/他職種を理解する」ことです。普段顔を合わせることは多くても、他者/他職種のことを皆さんはどれだけ理解できているでしょうか?

一度、複数の領域の専門職者が同じ場所でお互いのことを学ぶ機会を持ってみてはいかがでしょう。より良い多職種協働・連携の一歩になるかもしれません。

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