【コラム55:リーダーシップは誰でもとれる?】

“リーダーシップ”と聞いてどんなことをイメージしますか?

“リーダーシップ”という言葉を目にしただけで、「あっ、私には関係ない」と思う人も少なくないと思います。実際に私もかつてはそんなことを思っていました。“リーダーシップ”を発揮するのは、リーダーだと誤解していました。かつては、リーダーシップはリーダーに求められる能力であり、生得的な資質であると言われていましたが、近年ではトレーニングによって誰もが鍛えることのできる能力であり、メンバー全員が持つべき能力であるという考えが主流になっています。そして、リーダーシップに肩書きや立場は関係なく、誰でも発揮しようと思えば発揮できるため、発揮するかしないかは個人次第ということになります。リーダーシップは、「影響力の行使」と言い換えることもでき、あなたの一言でその場にいる人の行動や発言が変われば、それも立派はリーダーシップになるようです。

 “リーダーシップ”を発揮するために必要なことは、「一歩踏み出す勇気」ではないでしょうか。「一歩踏み出す勇気」とは、大それたことではなく、思い切って自分の意見を言うのも大切なことだと思います。

皆さんの施設でも、患者により良いケアを提供するために日々カンファレンスが行われていると思います。そして、その多くが明確な解にたどり着くことができず、「ひとまず〇〇して評価してみよう」ととりあえずの着地点に落ち着くということが多いのではないでしょうか。逆に言えば、明確な解がないからこそカンファレンスを行なっているわけです。そこで大切なことは、多様な価値観を持った人が意見を出し合うということだと思います。しかし、実際はベテラン看護師や発言力のある人だけが意見するだけになっていませんか。私自身、新人・若手看護師の勇気ある一言が患者のより良いケアにつながったかもしれないと思う経験を何度もしています。

もしかしたら、患者は発言を躊躇しているあなたの発言を待っているかもしれません。あなたの一言がさらに良いケアにつながるかもしれません。勇気を持って、あなたにできるリーダーシップを発揮してみませんか?

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