【コラム62:「自分らしさ」って、何だろう?】

 近年、価値観の多様化や社会変革も加速している中で、VUCA(Volatility,Uncertainty,Complexity,Ambiguity:不安定で不確実性が高く、複雑で曖昧な)の時代と言われ、どの業界も未来を予測するのが困難になってきていると言われています。そのような中で、私たちは何を信じて、何を道標に生きていけば良いのでしょうか?

そのヒントとなるのが「オーセンティシティ(自分らしさ)」なのかもしれません。簡単に言えば、「自分らしさを貫く」ことです。

しかし、この「自分らしさ」とは何でしょうか?

皆さんは「自分らしさ」って表現できますか。僕は、「本当の自分はどの自分なんだろう。家族といるとき?友人といるとき?仕事をしているとき?」なんて考えるとよくわからなくなってしまします(笑)

このシンプルなようで複雑な「自分らしさ」を知るためには、自己認識力(セルフ・アウェアネス)が必要であると言われています。この自己認識力を高めるための有効な方法は、弱みを隠すことなく、恥を素直に認め、「自分をさらけ出すこと」だと言われています。

他者に弱さを見せることは、恥ずかしいし、怖いことと認識されることが多いですが、誰もが認めるその怖さに自ら立ち向かう勇気こそが、本当の「強さ」なのかもしれません。

また自らを「べき論」で武装することも、「自分らしさ」を見失うことにつながると言われており、特に役職や地位が「べき論」の武装を強化するそうです。「べき論」に支配されると、失敗を恐れ、新しいことへのチャレンジを阻み、成長する機会をも失ってしまうのかもしれません。

看護界も今や認定看護師、専門看護師だけでなく、特定行為研修修了者や診療看護師など様々な資格認定制度ができてきています。そして何らかの資格の認定者も年々増加してきています。しかし、VUCAの時代である今だからこそ必要とされているのは、資格を有する有しないに関わらず、個人がどれだけ「自分らしさを貫き、自らの目標達成に取り組むのか」なのかもしれません。

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