<KCCCコラム 第69弾:研究を始めるときに考えるピコとは?ペコとは?>

より良い研究のためには、自分が調べようとしていること(研究疑問)をいかに形作れるか、が重要になります。

医学系研究の場合、
この形作りの作業を「ピコをつくる」または「ペコをつくる」と表現します。

「ピコ」「ペコ」と言っても、
リンゴとペンをくっつけながら踊るおじさんでも、お菓子屋さんのマスコットでもありません。

ピコは、PICO
ペコは、PECO
です。

P:Patient
その研究では誰(何)を対象としているか?

I:Intervention
どんな介入を行った場合を扱うか?

C:Comparison
誰(何)と比較するのか?

O:Outcome
何を評価の指標とするのか?

PECOの場合は、
Interventionが、Exposureとなります。
つまり、何を要因として扱うのか?

です。

このような形を作ることのメリットは、

・何となくぼんやりと考えていた研究疑問をはっきりと形作ってくれる
・他の研究との差別化を図りやすくする
・どんなデータを扱えば良いのか、収集すれば良いのかが分かりやすくなる

などなど…。

また、この考え方は臨床実践を評価する上でも役に立ちます。

どのような患者に(P)、どのようなケアをしたら(I)、ケアをしなかった患者と比較して(C)、どのような効果があるのか(O)

このような形をつくることで、
何となくの感覚で良し悪しを評価していると見えてこない改善点が導き出せるかもしれませんね。

画像引用元:https://www.google.com/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwi0ivWjubzkAhVC-WEKHYzNCQsQjhx6BAgBEAI&url=https%3A%2F%2Frockinon.com%2Fnews%2Fdetail%2F163963&psig=AOvVaw3bSlK85E7lnKDg_BmsFwHh&ust=1567867902939954

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