【コラム82ファシリテーション・ディブリーフィングの注意点】

下の写真は、KCCC主催のシミュレーションセミナーのディブリーフィング場面で、青いスクラブを着ているのがファシリテーター(ディブリーファー)です。この写真を見て、ファシリテーション・ディブリーフィングに違和感を感じる(もしくは、ここが良いねと言える)人はどれだけいるでしょうか?

注目はファシリテーターの立ち位置です。
グループの内にファシリテーターがいる光景をよくみると思うのですが、この写真のファシリテーターはグループの輪の外にいます。

ラーニング・ファシリテーターには、 心理的安全(何かをいっても刺されない雰囲気)や集団効力感(このグループでなら何かできそうな雰囲気)を確保するための場作り、 受講者同士の対話による気付きや考えることを促すための発問などが求められます。しかしながら、介入しすぎるとファシリテーター中心での話が進んでいたり、ファシリテーターが何か言ってくれるのを待ってしまうといった、ファシリテーター依存型になってしまっている残念ディブリーフィングになってしまっています。

上記の写真は、ファシリテーターがいなくても、対話やディスカッションが進むよう意図的に立ち位置をずらして、時よりグループの輪の外から スパイシーなフィードバックを投げ入れている状況が生まれているディブリーフィング場面なのです。

ラーニング・ファシリテーターには、場作りや問いかけによる対話や討議の活性化が求められますが、それらを予め加味した学習プログラムを設計し、ファシリテーターがいなくても学習者同士で学び合える場を提供することも重要な観点です。

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