【コラム87:STEM教育は何をもたらす? 】

参考リンク: https://coeteco.jp/articles/10070

画像はhttps://www.nsf.gov/news/news_images.jsp?cntn_id=295999&org=NSFより引用

STEM教育とはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)のそれぞれの単語の頭文字をとり、総称したものです。「4つの領域の知識を横断的に活用し、つくることで学ぶ学習」 とも定義されています。

この四つの理数系の教育に力を入れることで、STEM教育を受けた人材は科学技術及びビジネス分野で国際競争力を発揮できると考えられています。世界における科学技術の優位性を保ちつつ、それを維持していくための国家的戦略といえるでしょう。

ただし、単に理数に力を入れた教育ではありません。STEM教育の根底には「自分で学び、自分で理解していくこと」があります。すなわち自発性、創造性、判断力、問題解決能力といった諸々の能力を高めていくということです。受け身の学習から、創造的な学びが求められているということです。

少しずつ広まってきたこの言葉ですが、最近ではアートのAを加えて、「STEAM教育」と呼ばれるようになってきました。 アートとは、自由に創造や表現をすることです。アートがはいることで、”理数”のイメージから一気に柔軟性を持ち、つくりあげるものがより豊かになる印象を受けますね。

アメリカにおいて本格的に取り入れられているSTEM教育は、日本の教育分野でも少しずつその取り組みが行われています。

文部科学省は学習指導要領の見直しや入試制度、センター試験の改革を進め、さらに全国合わせて200校以上の指定校があるスーパーサイエンスハイスクール(SSH)や国際科学技術コンテスト、科学の甲子園、グローバルサイエンスキャンパス(GSC)、次世代科学者育成プログラム、中高生の科学研究実践活動推進プログラムなどの取り組みも行っています。

次世代の教育を担う我々医療者も、教育学的背景を理解し、実際の指導に繋げることは非常に重要ですね。

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