【コラム90:リハ栄養診療ガイドライン2018のススメ】

医療従事者だけではなく一般的にもリハ栄養の概念が広まりつつあります。近い将来、患者様の方から聞かれることがあるかもしれません。そこで医療従事者も知らないではまずいですね。

日本リハビリテーション栄養学会よりガイドラインが発表されています。
https://sites.google.com/site/jsrhnt/gaidorain

このガイドラインでは、脳血管疾患・大腿骨近位部骨折・成人がん・急性疾患に関してリハ栄養の実践が示されています。
また、一般市民向けのリハ栄養診療ガイドライン2018も公開されています。その他にもサルコペニアやフレイルといった内容は、テレビや雑誌など様々なところで情報提供がされています。
このガイドラインでも重症疾患での「リハ栄養」の重要性が述べられていますが、まだまだ実際に根拠となる論文は少ないのが現状です。

重症疾患であってもリハビリテーション✕栄養の必要性、効果は臨床の場面では皆が実感しているはずです。エビデンス構築のためにもまずは少しでも「リハ栄養」が多くの医療従事者に広まればと思います。

まずは私達がサルコペニアに気がつくこと、食事(栄養)-排泄、活動-休息を含めアセスメントし日常生活援助を実践すること。リハ栄養だからといって特別な技術は必要ありません。看護過程を実践することが自然とリハ栄養の実践につながります。

専門的な栄養評価や介入は、看護師単独で行うものではなく、専門職種とつなぎ多職種で患者のベストをつくすにはという視点でディスカッションすることが看護師の役割だと思います。
この患者少し痩せてない?この栄養管理でいいの?なんかADL落ちてない?などの日々感じている看護師としての直感をまずは言語化し他職種に相談してみましょう。
そこでもう一度ガイドラインを読んでみたり、文献を探してみると必ずヒントが見つかるはずです。

サルコペニア・リハ栄養に関して:週刊医学界新聞 [連載]今日から始めるリハ栄養 全9回
https://www.igaku-shoin.co.jp/paperSeriesDetail.do?id=177

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