【コラム96:栄養管理のコツは合併症を起こさない!胃管挿入編】

重症患者の栄養療法を行う上で、合併症はつきものです。

合併症を起こしてしまうと栄養療法自体を中断することもあり、最悪は死亡に至ってしまうケースもあります。早期経腸栄養が実践できるという言葉の裏側には、合併症を起こさないことだとも言えます。

臨床で実際に栄養管理を行うのは看護師であり、24時間の生活を通して栄養管理の効果を期待すると同時に、合併症がなく過ごせるのも看護技術のひとつです。また合併症が起こっても早期に発見することができれば重大事故に至らないのかもしれません。

今回は、胃管挿入についてです。
皆様のご施設では挿入時の確認方法はどのようにしていますか?
胸部レントゲン、胃液のpH確認、内容物の確認、呼気試験、腹部の気泡音、内視鏡下での挿入、など様々な確認方法が取られており、統一されたものもありません。

また、挿入時には色々な確認方法をとっているが、普段経腸栄養法を行う度にレントゲンで確認まではできない施設がほとんどかと思います。
しかし、胃管による医療事故が起きているのも事実です。
実際に管理している私達自身も、どんな事故が起きているのかを知ることも早い対応に繋がります。リスクを知ってこそ初めて防止はできるのではと思います。

【胃管チューブの先端位置確認方法】
1.胃液の吸引
2.内容物のpH確認
3.チューブマーキングの位置確認(口腔内も確認、たわんでいることもある)
4.レントゲンでの位置確認
5.気泡音の聴取

実際の現場でも、気泡音の確認→胃液の吸引を行っているスタッフも見かけます。 栄養療法という日常的なケアを行う看護師だからこそ、正しい確認方法を行いリスク回避をしたいですね。

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