【コラム129:研修修了時アンケートは、あてにならない!?】

院内研修終了時にアンケートを取られている方は、多いと思いますが、そのアンケート結果で、満足度が高ければ、「良い研修だった!!」なんて評価している人はいないでしょうか?

よく考えてみてください。
満足度を高くつけた人が、みんな学習したかどうかはアンケートではわかりません。満足度を低くつけた人が、実際のところ良く学んでいたなんてこともありえます。先行研究でも、研修直後アンケートは「学習」と全く関係が無いという結果が示されています。

また、アンケートは講師の先生等に気を使って評価を高めにつける、なんてことは皆さんも経験のあることだと思います。アンケートは、多くの場合過大評価となっているのが実情です。

もちろん、講師の関わりやインストラクションのスタイルが、受講生のこころに響き、それが実践でもやってみようということに影響することはあります。

院内研修は本来現場でのパフォーマンスギャップを埋めるために行なわれるもの。研修後に「パフォーマンスギャップが埋まったのか(行動変容が起こったのか)」、研修中に「学習目標に到達したのか」の評価をしなければ、研修の良し悪しは評価できません。

厳しいことをいうと、研修終了時アンケートでのみで、研修が良かった/良くなかったといっている判断してしまうのは、ちょっと浅はかというかナンセンスだということです。研修はただやればよいって物ではありません。しっかりと学習目標と評価方法を定めてから行なうことが基本ですね。

****************************************
KCCCのLINEが新しくなりました。
これまで登録いただいていた方も下記のボタンからご登録をお願いいたします!
文献紹介やコラムの更新情報、セミナー開催案等を通知させてもらっております。

下記のQRコードからでも登録できます。

Follow me!