【コラム130:早期栄養介入管理加算(新)がやってくるぞー!! 】

まだ気が早いのかもしれませんが、診療報酬改定の情報が集まりつつありますね。
診療報酬改定に興味のある看護師、ない看護師と様々かと思います。また、施設として正式に改定内容が発表してからでないと対応ができないという所も多いかと思います。
情報として把握しておき、すぐに対応できる準備はしておく必要はあるのかもしれません。

診療報酬とは、医療行為に対して支払われる報酬のことで2年に1回改定されています。1点10円として計算され、患者はその負担割合に応じて医療費を支払います。
診療報酬の高いものは重要な医療行為とされており、定着してきたものや、できていて当然となっている医療行為は低くなってきますが、低いからと言ってしなくてもよいというわけではありません。
診療報酬が高いからといって、利益思考のためだけではなく、患者へのアウトカムを第一に考えた医療を提供しなくてはいけません。ただ施設や組織の健全な継続のためにも一定の報酬が必要であることは間違いありません。

集中治療で関係する診療報酬のひとつに、「早期栄養介入管理加算」が新設されそうです。 これは早期離床や在宅復帰を推進するにあたり、集中治療室から早期経腸栄養管理(48時間以内)を実施することが必要であるとされています。そのためにも集中治療室に専任の管理栄養士の配置(管理栄養士のICU配置10患者当たり1人以上)して栄養管理をすることが施設基準となっています。また日本版重症患者の栄養療法ガイドラインを参考に多職種の協働が求められています。

中央社会保険医療協議会 総会(第448回)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00064.html?fbclid=IwAR3hr84Q1uyTB7j0Rbv7Z70gl-OTafBTviTXqpKHFKv1u0gwWKzC4T2TMY8

個人的にはようやくこの時がきたなという感想です。
集中治療室に管理栄養士が常駐していることで一定の患者アウトカムをあげている施設もあります。日々栄養管理を提供しているなかで、看護師ではなく栄養管理のエキスパートはやっぱり管理栄養士だなと感じることは多々あります。看護師は栄養不良患者を見逃さず発見し、他職種へつなぐことが最大の役割であると感じています。24時間の患者の生活の中で、食事場面(経腸栄養・静脈栄養含む)を看ているのは看護師です。看護師だからこそ気がつく「これどうなの?」「ちょっとまずいんじゃない?」と直感的に感じることも気負いせず他職種へ相談することも必要です。

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