【コラム132:マンパワー不足は“段取り”で解消?】

 毎年この時期になると、急な病休や子どもの学校が学級閉鎖となり家で子守をしないといけないなど、さまざまな理由により病棟のマンパワー不足になることがあります。そんなときは、皆さんも「明日は我が身、お互い様」と思いながら、働かれていると思います。しかし、仕方がないと思っていても、マンパワーの不足により、一人あたりの業務量は増加し、終業時間が遅くなることもあります。帰っても疲れが取れない…こともあり、不満を言いたくなる時もあります。一時的なマンパワー不足は何とか気合いで乗り切ることができるかもしれませんが、慢性的なマンパワー不足は「ちょっと勘弁…」となってしまいます。

 しかし、ここで「マンパワーが足りない。人を増やしてくれ~」と上司に声を上げたところで、そう簡単には人員を増やしてもらえないでしょう。また、不満を言いすぎると「不満ばかり言わずに、少しくらい自分たちでできることを考えろ!」と思われるのがオチでしょう。

そこでどうすればいいのか。答えは簡単です。

「少数精鋭で成果を上げる」ことです。

 そもそも精鋭でもないのに、人数が少なくて成果が出せる訳ないだろと思われた方も多いと思います。(僕も正直そう思っていました)ビジネス業界では、企業が置かれている厳しい経営環境において、「少数精鋭」で高い業績を上げられる組織(「少数精鋭組織」)が求められているようです。当然のことながら、少数精鋭組織では、必然的に一人当たりの業務量は増加するため、個人・チームの成果をあげるためには効率的に業務を遂行する必要があります。そのために必要なことは“段取り”です。

 上手な“段取り”は、次のような成果が生み出されるといわれています。

【個人】

・業務のミス、モレ、ムダを防ぐことができる

・業務を効率的に行えるようになる

・新たな能力開発に取り組む時間ができる

【チーム】

・チームメンバー全員の力を十二分に発揮できる

・チームとしての成果をあげることができる

・業務改善ができる

 私たちも日々の経験を通して、自分に合った仕事の段取りを身に着けていると思います。しかし、10数年前には考えられないほどITや医療は進歩しています。昔から続けている仕事の段取りは、今の状況にmatchしていないかもしれません。様々なリソースを活用し、自らの仕事を効率的・効果的にデザインして更に上手な段取りができれば、誰もが精鋭になれるかもしれませんね。

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