【コラム133:いつになったら達成される?理想の多職種連携!?】

多職種連携!!

医療者であればもう何度も耳にするような言葉ではないでしょうか?

多職種連携が重要であることは、多くの医療者が認識していると思います。でも、この言葉が様々なところに登場し、見聞きするということは、実践現場ではまだそれが当たり前とはなっておらず、できていない実情があることの裏返しなのかもしれません。

組織が変っていくプロセスとして、有名なものとしては、レヴィンやコッターの組織変革プロセスというものがあります。

これらを簡単に説明すると、

  1. 凍りついた現状を解凍するため、役割を果たし、危機意識を高め、変革を推進するためのチームを作り、ビジョンと戦略を打ち出す。そして、ビジョンを周知徹底する。
  2. 新しい仕事の進め方を導入するため、従業員の自発を促し、短期的成果を実現する。そして、その成果を活かして、更なる変革を推進する。
  3. 最後に、新しい方法を組織の文化として定着させる

というものです。

ということは、多職種連携が叫ばれる昨今は、1.にあたる時期なのかもしれません。1.は、多職種の協働によって生みだされる成果のイメージを明確にし、そのメリットを伝える「結果予期」に対するアプローチを行っている段階であるとも言えます。

となると、これから求められるのは、多職種協働実践の推進に向けた2.の実行です。「実行」言葉では簡単に言えますが、組織の慣習やリソース、職種間の信念対立など、ここには組織ごとにことなる様々な障壁があります。実行段階で重要なのものとしては、実行者の効力予期があります。これは、自分なら望んだ結果を生み出す行動を、上手く実行することができるという期待や確信をもつことです。効力予期を高めるには、自分自身の達成経験や「あなたならできる」といった言語的な励ましの他、他者の達成・成功事例を見聞きすることによる代理経験といった方法があると言われています。

組織内外で多職種連携の成功事例失敗事例などの情報を交換し対話するような場を設けることも重要なことなのかもしれません。

KCCCでは、対話や討議をメインにしたセミナーやイベントの開催、相互交流による越境学習を意図したオンライン実践コミュニティ(FBの非公開グループ)の運営を行っています。そういった活動が、多職種連携の一助となれば良いなと思っています。

参考Webサイト)

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