【コラム139: 「やらされ」も、いつの間にか「やりたい」にかわる?!】

動機づけには「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」の2種類があることは、皆さんも知っているかと思います。

外発的動機付けは行動の要因が評価・賞罰などの人為的な刺激によるもの。内発的動機づけは行動要因が内面に湧き起こった興味・関心や意欲によるものです。

自分自身で興味や関心を持ち、やりがいを感じながら学習する方が、高い学習効果が得られることは、なんとなくイメージできると思います。しかし、興味・関心・やりがいといった内面的なものは、他人から与えにくいものです。自分や他人興味・関心・やりがいなどを感じさせるより、評価や賞罰で行動を促すのは比較的簡単です。

なんて説明していると、外発的と内発的の2分で考えがちですが、外発的動機づけと内発的動機づけは連続するものであると言われています。
この連続性を唱えている理論を「自己決定理論」と呼びます。

自己決定理論では、「有能さ」「関係性」「自律性」の3つを基本的欲求を基礎として捉えています。

小難しい説明は飛ばし、簡単に説明すると、

「最初はやらされていた学習でも、少しずつ技術が上達したり、受け持てる患者が広がっていったり(有能さ)、同期や同僚と一緒に学んだり(関係性)、自分自身で学習目標を決めたり(自律性)していくうちに、「やりがい」を感じていく」ということです。

そして、この理論をうまく利用すると、
「最初は嫌々ながら課すカタチになっている学習であっても、上達を積極的に認めてあげ、一緒に学ぶ仲間を作ってあげ、やるべき目標だけでなく、やりたい目標にも挑戦させてあげることで、学習者の動機づけができる」かもしれないということになります。

なんだか、新人看護師や後輩看護師のやる気を引き出せそうじゃないですか?
一度、トライしてみてください!!



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