みなさん、こんにちは。
本日は、感度や特異度、陽性適中率、陰性適中率の説明についてです。

数週間前にCOVID-19の検査で、PCR検査の精度について、いろんなワイドショーや情報番組で取り上げられていましたね。
その中で、特に感度という言葉をよく耳にしたと思います。

感度とは、”ある疾患などを持つ人”が”検査”をして”陽性”と判定される割合とされています。

例えば、本当に新型コロナを患った人100人がいるとして、ある検査キットの感度70%だったとすると、70名は検査キットで陽性となりますが、残りの30%(30名)は陰性とされてしまいます。

一方、その反対とされる特異度とは、”ある疾患などを持たない人”が”検査”をして”陰性”と判定される割合です。

本当に新型コロナをではない健康な人100人がいるとして、ある検査キットの特異度が95%だったとすると、95名は検査キットで陰性となりますが、残りの5%(5名)は陽性とされてしまいます。

それでは新型コロナ患者100名と新型コロナではない健康な人100名のデータを表でまとめてみましょう。

と、なります。

感度・特異度についてはわかったかと思います。

が、ここで注意が必要です。

というのも、臨床の疑問は逆ではないでしょうか?

初めから”新型コロナに感染している”とわかって検査をすることはありません。

この患者さんは疾患なのかな?違うのかな?と、疑って検査をしているわけですから、検査キットに求めるのは、陽性と出た患者さんのうち、どれくらいが本当に疾患を持っているのか?陰性とでた患者さんのうち、本当に疾患を持たない患者さんはどれくらいなのか?ということではないでしょうか?

この”ある検査で陽性だった患者”のうち、本当にある疾患を持っていた人はどのくらいるのか?

この割合が陽性適中率です。

そのため、表のデータを使って計算してみると、70÷75=0.933となり、陽性適中率は93%となります。

一方、陰性適中率は、ある検査で陰性だった患者うち、本当にある疾患などを持っていなかった人はどれくらいか?という割合を示しています。

同じく表のデータから計算すると、95÷125=0.76となり、陰性適中率は76%となります。

いかがでしょうか?

コロナに対するPCR検査では感度・特異度がかなり注目されましたが、他の言葉もとても重要ですね(この記事で記載している感度・特異度などの値は説明しやすいように、実際とは異なった値を使用しています)。

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