画像提供:Gerd Altmann

【コラム155:オンライン授業の在り方】
昨年の9月に、関西クリティカルケアコミュニティでは「ディスクーリング」についてのコラムを掲載しています。詳細は、過去リンクをご参照下さい。
http://kansai-ccc.jp/2019/09/05/2401/

ディスクーリング= De Schoolingとは、イリッチやライマーなどのディスクーラー(脱学校論者)が唱えたものです。直訳だと、「脱学校」でしょうか。

ディスクーリングとは、スクーリング中心の教育形態の脱却を指しており、スクーリングは学校における教育の一形態にすぎないため、イリッチが無くそうとしているのは、「特定の年齢層を対象として、履修を義務づけた教育課程へのフルタイムの出席を要求すること」です。
米国では、飛び級での大学進学などもあるので、ディスクーリングの概念は、本邦との文化的な違いはありそうです。

昨年の時点で、我々も現在のような未曾有の事態を予想しておりませんでしたが、図らずとも世界的にディスクーリングの状況に陥っています。

イリッチはまた、「学校」の外での学習の重要さを指摘しつつ、「われわれが知っていることの大部分は、われわれが学校の外で学習したものである。生徒は教師がいなくても、むしろ教師がいるときでさえも、大部分の学習を独力で行うのである」
「誰もが、学校の外で、いかに生きるべきかを学習する。われわれは、教師の介入なしに、話すこと、考えること、愛すること、感じること、遊ぶこと、政治に関わること、および働くことを学習するのである」と述べています。
これって、皆さんも腑に落ちるのではないでしょうか?

ディスクーリングの概念では、スクーリングまたはオンライン、どちらが良いという議論ではなく、「誰が、何を、どのように学び、どのように評価されるのか」ということが非常に大切になってきます。
オンラインで全てまかなえる、という「方法論」に着目するのではなく、どのような学習デザインで、どのような学習体験を提供できるのかということを意識して学びの機会を提供できる世の中になることを期待したいですね。

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