<コラム164:ラーニングエクスペリエンス(学習体験)デザインってなんだ??>

コラム147:ポストコロナ時代の学習の場」で、オンライン教育の話を書きましたが、コロナ禍により、オンライン○○を体験した人も多いと思います。そして、わざわざ対面での集合研修やセミナー会場に行かなくても、オンラインで学べるじゃん!しかも、無料や安価で良い情報を得ることができる、なんて感じた方も多いと思います。一方で、オンライン○○じゃ、大きな動作を伴う活動ができないし、臨場感もやっぱりリアルには劣り、情緒的な体験を共有するというところに物足りなさを感じている方も多いのではないでしょうか?

では、これからの教育は、オンライン?オフラインどちらでやるべきなのでしょうか?
もちろん、明確な答えはないと思いますし、学習成果や所与の条件によっても変わると思いますが、あまり聞きなれない観点として、LX;Learning Experience(学習体験)という概念をご紹介します。
LX;Learning Experience(学習体験)は、KCCCとしては発足時からコンセプトとして掲げている「感性に働きかけ、学び合う仲間の絆を育み、一皮むける学習体験をデザインする」に入っている言葉となります。
LX Designでは、例えば学校といった一般的に学ぶ場と認識されている空間に限らず、日常にみられる、患者の観察ケア、同僚との会話、多職種とのやりとりや協働、ネット検索など、あらゆる体験を対象とし、それが学習となると考えます。そして、具体的な問題の認識と目標設定をベースに、目的や対象に応じた「学習体験」をプロダクトとしてデザインします。

上記のサイトでは、学習体験デザインプロセスのプロセスとして、6つの手順を紹介しています。

  1. Question (問いを立てる)
    解決したい問題と目標を設定する
  2. Research (リサーチ)
    デザインにおいては、ユーザーについてのリサーチが不可欠。学びがLearner(学習者)の人生にどんな影響を与え得るか、を考察する。
  3. Design (デザイン)
    アイデアとコンセプトを練る。
  4. Develop (開発)
    アイデアを元にプロトタイプを作る。
  5. Test (試験)
    プロトタイプが機能するかどうかを実際に試行し確かめつつ、改善を繰り返す。
  6. Launch (ローンチ)
    プロダクトを実際に公開し、ユーザーにデザインされた学習体験を届ける。

オンラインでの学びも特別なものではなくなってきて、医療者の教育のICT化はますます進むと思います。ただし、オンラインも方法の1つ。もちろん、オフラインでの教育も方法の1つ。どちらにしても

「今やっている学習スタイルは、学習者に良いLXとなっているのか?」
「学習者にとってより良いLXを実現するには、どうすれば良いのか?」

を、一度考えてみてはどうでしょうか。

***************************************
KCCCでは、LINEでも情報配信を行っております。
ぜひ、下記のボタンからご登録をお願いいたします!
拡散・シェアも大歓迎です。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: ja.png

下記のQRコードからでも登録できます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 583wypqe.png

パネルを閉じる: メタキーワード

Follow me!