【コラム171:ピンチこそチームプレイで乗り切れ!】

本日7月22日は「ONE PIECEの日」です。ワンピースと言っても、女性が着用するような上着とスカートが一続きになった服のことではありません。尾田栄一郎作の漫画の方のワンピースです。

 ONE PIECEとは、海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィを主人公とする、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマンです。夢への冒険・仲間達との友情といったテーマを前面に掲げ、バトルやギャグシーン、感動エピソードをメインとする少年漫画の王道をいく物語として人気を博しています。ここには様々な登場人物が出てきますが、皆さんは「推し」はいますでしょうか?私はサンジ派です。「くそお世話になりました」のシーンは感動的でした。

 さて、このONE PIECEですが、様々なシーンで仲間とのチームプレイが功を奏する場面があります。キャラクター1人1人の能力や得意技だけでは乗り切れないピンチでも、チームプレイで力を合わせれば乗り越えられるシーンが描かれています。私たち医療チームも同じだと思いませんか?医師や看護師、検査技師、放射線技師、薬剤師、リハビリテーション専門職、管理栄養士などなど、様々な能力や得意技を持った多職種が患者・家族のために力を合わせて質の高い医療を提供できるように日々努力していると思います。

 今回は、その様々なシーンの中でも、緊急かつ重症な外傷患者におけるチームプレイについて少し触れてみたいと思います。外傷診療では、「防ぎ得た外傷死(PTD:preventable trauma death)」をいかに回避するかが最大の課題とされています。外傷患者の診療は、診療科や職種が多数参加します。特に、高リスク受傷機転による重度外傷では蘇生や手術を必要とする初期診療にあたって、多様な医療資源を一時に集約させなければなりません。しかし、多くの人が集まるだけでは効果的な展開ができず、場合によっては混乱するだけです。そこで、チームとして目標をひとつにして協働しなければなりませんが、そこには①信頼されるリーダーの存在、②役割を分担する各自の認識、③円滑なコミュニケーションが不可欠となってきます。そのために、病院前救護に関わる救急隊や医療従事者を対象としたJPTECや、病院到着後の外傷初期診療に関わる医師や看護師を対象としたJATEC・JNTECなどの教育コースが全国で開催されています。その中で、自身の職種の役割だけでなく、その場に関わる職種の役割や能力を学ぶことで、より専門性の高いチームアプローチができるようになると考えられます。

 今回は外傷診療に関するチームプレイを取り上げてみましたが、私たちが日々業務を行なっている医療現場では、様々なシーンでチームプレイが必要とされることがあります。多忙な業務の中、少しチームプレイを意識して相手の職種の役割や能力について考えてみるのも、質の高いチーム医療のきっかけになるかもしれませんね。皆さんは、何か印象に残るチームプレイはありますか?

画像出典:https://pixabay.com/illustrations/one-piece-cartoon-painted-wall-1274390/

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