<水曜日のつぶやきワード-1st.:misfitな人たち>
今週から、毎週水曜日に“気になるワード”を一方的につぶやかせてもらおうかと思っています。
実はこれ、KCCCのとあるグループで続けていたのですが、どうせなら広くつぶやかせてもらおうかと…。
誰かが何かを考えるきっかけになるかもしれないな…なんて、考えていたりします。
まとまりもない“つぶやき”ですので、気にもならない方はやさしくスルーしてもらえると嬉しいです…笑
最初のつぶやきワードは、「misfit」という単語です。
これは、直訳すると、【うまく合わない】【くいちがい】ということばに言い換えられます。
また、この単語は人にも当てはまり、【環境になじめない人】【順応できない人】などとも訳されます。
ここで、ひとつの動画をご紹介します。
https://m.youtube.com/watch?v=-LK50Dcp3ic
この動画は、
エハン・デラヴィというおじさんが、流暢な日本語とユーモアを交えて、misfitについてお話をしてくれているものです。
(80分くらいの長い動画なので、お時間と興味があるときに、クリックしてみてください)
ここで取り上げられているmisfitな人に、失読の人がいます。
失読を簡単に言えば、尋常ではないレベルで本が読めないことです。1ページを読むのに2時間以上かかるというレベル。
当然、このような特徴のある人は社会に適応することがとても困難です。
そして、その困難さは 、“見た目は普通” というイメージが加わることで更に増します。
ただ、
エハンさんはこの動画の中で、 “misfitであるからこそ、そうでない人よりも成功する可能性がある” ということを強調しています。
たとえば、
失読の人は、人より数倍も数十倍も時間をかけて本を読むことによって、読み終えたあとは普通の人より理解が深まっているのだそうです…。人よりも理解が深まることによって、そこから出てくるアウトプットは自ずと良いものになるわけだと。
(ちなみに、世界で最も成功していると言われている会社の社長は失読症です)
このmisfitな人を身近なことで考えてみると、病棟で異端扱いされているような人は、misfitな人なのかもしれません。
「知識はあるんだけど…」とよく言われている “ノビナヤミさん”
「飲み込みが遅くて…」「独り立ちさせることができないんだよね…」とよく言われている “コマッタシンジンさん”
などなど…。
ここでふと思うことは、『この人たちは、何を基準に“伸び悩んで”いたり、“困った存在”になったりしているのだろうか…』ということ。
この「misfit」というワードから何を言いたいかというと、
misfitな人から良いアウトプットを引き出すためには、彼ら/彼女らは“適応するために尋常じゃない努力をしている”ということを知り、“周りはその努力を受け入れる(認める)必要がある”のかもしれないなということです。
misfitな人は、コツコツの積み重ねることが、最も効率が良いのです。
そのコツコツには、もの凄く時間はかかるけれど…。
misfitな人の成長支援では、“人に合わせないことを許容すること”が一番効率が良いとも言えるのかもしれませんね。
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