【コラム115:そろそろ教育の見直しが必要なのでは?】
- 教員がしゃべるのは1割まで
- 大事なことは3回はやる
- 一人でできることは授業ではやらない
- 個人→グループ→個人
- ルーブリックの前にチェックリスト
- 相互レビュー
- LMS でテスト
これは、日本教育工学会論文誌における「鈴木克明(2019):インストラクショナルデザイン研究の今後に寄せて」(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjet/advpub/0/advpub_43084/_pdf/-char/ja)の論文の中で紹介されている次世代の大学を創造するためのデザインのキーワードの一部です。
医療界の基礎教育や現場での研修によく見受けるのは
- 知識伝達型が主で、教員や講師が大半しゃべっている
- シミュレーション教育も、1回やったら終了。下手をすると見ているだけで終了
- みんな一律に教育。できることもできないことも含めていったんみんなに教授
- グループワークを取り入れているものの、終始グループワークで個人の学びとなっているかは不明
- ラダーは導入しているが、行動レベルでの客観的評価が曖昧(またはできていない)
- 互いのレビューはなく、研修時のテストを実施することがないので、教えたつもりといわれても仕方ない
耳が痛くなる人も多いのではないでしょうか?
紹介した論文の中には、「限界的練習」といった興味深いキーワードも登場します。ご興味ある方は、ぜひ読んでみてください。
